Webマーケティングの副業で稼ぐには？始め方やおすすめスクールを紹介

「副業でWebマーケティングを始めたいけど、どのように始めたらよいかわからない……。」

と悩まれていませんか？

Webマーケティングは未経験からでもスタートでき、スキルを身につけて実績を積めば副業でも十分稼ぐことができます。

この記事では未経験でWebマーケティングを始めたい人に向けて、始め方や仕事の探し方などをお伝えします。

また具体的な仕事内容や注意点、おすすめスクールなども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

Webマーケティングとは

Webマーケティングとは、Webを中心に顧客のニーズを分析し、市場調査や広告出稿、商取引の分析、販売やブランディングにより商品やサービスの販売促進を行うことです。

Webマーケティングの仕事は大きく分けて、次の3つに分けられます。

• 市場調査・分析
• Web集客〜販促提案
• アクセス解析・効果検証

Webマーケティングの3つの仕事

• 「市場調査・分析」……準備の準備ともいえる段階です。調査と分析を実施し、計画を立てます。Googleアナリティクスなどで定量分析を行ったり口コミやレビューなどの定性調査も行ったりします。市場に対する幅広い知見が求められる業務です。
• 「Web集客～販促提案」……アプローチ方法について仮説を立て、提案し、販促方法を決定します。ここでの提案力や企画力がWebマーケターの腕が試されるポイントです。
• 「アクセス解析・効果検証」……実際に行った販売方法に効果があったか解析し、検証します。PDCAサイクルを使って仮説検証し、さらなる販促を行う業務です。

Webマーケティングはこれらの3つの業務をすべて行う仕事もあれば、部分的にサポートする仕事もあります。

関連記事：Webマーケティングのスキルを身につけるには？現役Webコンサルタントが解説！

マーケティングは稼げない？

Webマーケティングは今とても企業に求められているスキルで、Webマーケターの求人情報もたくさんあります。

人手不足ということもあり、未経験者OKの求人も多く見受けられます。ただ、「未経験でもすぐに大きく稼げるか」というと、難しいというのが正直なところです。

というのも、企業などから報酬の高い仕事を受けるには、上記（Webマーケティングの3つの仕事）で紹介したような、マーケティングスキルや実績が必要になるからです。

稼げるようになるにはとにかく実績を積んでいく以外にありません。

副業でもできるWebマーケティングの仕事

そもそも、Webマーケティングは副業に向いているのでしょうか。

結論としては、Webマーケティングは副業に向いています。理由は次の通りです。

• 短時間労働でも報酬を得やすい
• パソコン一台で仕事ができる
• テレワーク（在宅ワーク）が多い

求人情報を見ると、「週2～3日勤務、1週間で15時間程度」など、短時間で働ける案件が多く見受けられます。

在宅ワークがほとんどで、年齢や性別などの属性に縛られることもありませんし、資格も特に必要ありません。

要はスキルや実績があれば副業でできるのがWebマーケティングの魅力なのです。

どれくらい稼げるのか

次に、実際に未経験と経験者が副業でどれくらい収入を得られるか見てみましょう。

ここでは求人情報数の多いクラウドワークスの案件を参照します。

未経験の場合

求人情報を見てみると未経験者が応募できる案件はSNS運用代行が多く、Twitterのリプライ代行、Instagramのリール動画の作成などがありました。

出典：クラウドワークス

いわゆるタスク案件で、毎日の投稿が条件になっています。

月単位にすると5,000円～1万円ほどの報酬が見込まれています。

経験者の場合

次に、Webマーケティング経験者の求人情報を見てみましょう。

経験者の場合はさまざまな施策を考えたりするために運用自体をまかされるので、金額が上がります。

出典：クラウドワークス

上記の求人の8万8,000円の報酬は週に10時間ほどの作業で得られる月収です。時給にすると2,200円になります。

IT専門の求人サイトではコンサルタント業務、マーケティング戦略立案、商品企画など会社の核になるような仕事に携わる内容が多く、週2日勤務、リモートで月収40万円、60万円という案件が見受けられました。

このように、未経験のうちはタスク案件をこなす業務が多めですが、経験を積んでいけば企画立案など大きな案件に携われるようになるので、収入アップも期待できます。

Webマーケティングの仕事の幅はとても広く、仕事内容によっても収入の相場が異なるので、詳しい収入については、仕事内容と一緒にのちほど紹介します。

副業Webマーケターの注意点

ここでは、副業としてWebマーケティングを行う上で注意すべき点を確認します。

最初はなかなか稼げない

求人情報を見てもわかるように、未経験者や経験年数が少ない場合は業務が一部分に限られており、タスク型のため報酬が多くありません。

月収5千円からスタートということもあるでしょう。

実績がないと受注できない仕事がある

高額案件などは2年～3年以上の実務経験、企業での経験、マーケティング責任者の経験などが問われます。

こういった経験がない場合はまずタスク案件など未経験でもできる仕事やブログ運営などから始め、実績を積む必要があります。

こつこつやっていかないといけない

仕事を受けたとしても成果がでるまで時間がかかるため、忍耐の時間が必要です。

継続案件をもらえるまでは収入に波があります。焦らずにスキルを磨き、実績を積んでいきましょう。

Webマーケティングの仕事と収入の相場

ここでは、具体的なWebマーケティングの仕事内容と、その仕事で期待できる収入の相場について解説します。

マーケ戦略など企業の核に携わるような業務は高額となり、末端部分の手を動かすだけのような業務は少額の傾向があります。

Webコンサルタント

Webマーケティング全般をコンサルティングする仕事です。

SEO施策、広告運用、SNSマーケティングなどあらゆる角度から最適な戦略を立てて提案をしていきます。

Webマーケターとして優れたスキルと幅広い知識が必要になる仕事なので、報酬も高額の傾向になります。

プロジェクトを受注して報酬を得るほか、継続的に企業のコンサルタントをすることで毎月の報酬を得る方法があります。

月収5万円～50万円が相場ですがそれ以上も十分期待できます。

SEOコンサルタント

SEOの観点からWebマーケティングのコンサルタントを行う仕事です。

顧客のWebサイトやWebメディアが上位表示されるよう対策をし、コンテンツを企画したり、SEO記事のディレクションなどをしたりします。

SEOについての知識はもちろん、Webマーケティングの幅広い知識と経験が必要になります。

報酬は、月収で5万円～30万円ほどが見込まれます。

LPO（LP最適化）

LP（ランディングページ）のCVRを上げるために最適化をする仕事です。

CVRを上げるためにLPの改善や、パフォーマンスのテストを行います。企業の売り上げに直結する仕事ですので、よい結果が出るとその分報酬も上がります。

LPOの報酬はプロジェクトごとに受け取ることが多く、1件につき5万～50万円と幅があります。

広告運用

Googleのリスティング広告をはじめディスプレイ広告、SNS広告など、広告を使って集客するための施策を考えたり実行したりする仕事です。

クリック数やインプレション数など数値を使って分析をし、費用対効果を上げる施策を投じます。

報酬は、広告費から手数料として何割かを受け取る形態をとることが多いので広告費が高くなれば高くなるほど金額も上がります。

月額5万円～10万円くらいが相場です。

SNS運用

インスタグラムやLINE、TwitterなどのSNSの運用をする仕事です。

SNSのフォロワーを増やしたり、投稿内容を企画したりすることで集客し、売上に結び付けます。

運用全体を担う以外にも、投稿をしたりコメントの返事をしたりするような部分的な仕事をするタスク型の仕事もあります。

運用全体を任される場合は月額5万円～30万円くらいで、投稿やコメントなどのタスク型の場合は月に5千円～1万円くらいが相場です。

オウンドメディア運営（ブログ、SNS、YouTube）

オウンドメディア運営とは、顧客相手の仕事ではなく自身のメディアを運用することで収入を得る働き方です。

例えばブログでアフィリエイト記事を書いたり、SNSで自分の商品を紹介して販売したり、YouTubeで広告収入を得たりといった活動です。

報酬は0円からスタートですが、メディアが順調に運用できるようになると不労所得で収入を得られます。

自分のペースで働けますし、作ったメディア自体が自分の資産になるので副業としてとても人気です。

未経験者からのWebマーケティングの始め方

Webマーケティングで稼げるようになるには未経験者を脱しないといけません。

そのためにはまず、スキルを広く身に着けることが重要です。

その次にどんな仕事があるか理解し、どの分野で稼ぐかをある程度ジャンルを絞ってスキルを磨いた上で、仕事を探します。

そして未経験からでも受注できる仕事から実績を積んでいきましょう。

Webマーケティングについて学ぶ

スキルがない場合はまず、マーケティングについて学びましょう。

学び方についてはのちほど詳しく解説しますが、オンラインスクールに通う、本などでの独学、ブログの運営などによりスキルが身に付きます。

特にブログなどのメディアを運営することは実践型の学びなのでおすすめです。

ここでは広く浅く、を意識して学びましょう。

どの分野で稼ぐか決める

次に、どの分野で稼ぐかを決めます。

「SNS運用しかやらない」と絞る必要はありませんが、マーケティングについて広く学ぶ中で適性を感じたテーマを中心にスキルを磨き掘り下げていきましょう。

案件にどんどん応募して実績を積む

求人サイトに登録したら、絞ったスキルが活きる案件にどんどん応募して実績を積んでいきましょう。

最初はSNSの投稿などタスク案件などからスタートし、成果がでたらそれを武器にさらに報酬が高い案件にトライしていきます。

コンサルティングなど大きな案件で稼げるようになるにはとにかく実績を積みながら信頼を得ることが大切です。

仕事の探し方

Webマーケティングの仕事の具体的な探し方について紹介します。

クラウドソーシングサイトで探す

求人のマッチングサービスを使って仕事を探す方法があります。

クラウドソーシングサイトは次のようなものがあります。

• クラウドワークス
• ランサーズ

クラウドワークスやランサーズは案件数の多さがメリットですが、比較的低単価で単発の仕事がメインになります。

未経験者もできるタスク案件も豊富にあるのでWebマーケターとしてスタートを切るにはよいでしょう。

ただしシステム利用料をとられるので注意。

副業エージェントを使う

IT専門、マーケター専門の副業エージェントは次のようなものがあります。

• ITプロパートナーズ
• Workship
• プロの副業
• テクフリ
• カイコク

エージェントに登録すると、プロフィール情報を元におすすめの求人を紹介してくれます。

より専門性が高く、報酬もクラウドサービスより高めです。

時給だと3千円～5千円が平均で20万、50万と稼げる仕事もあります。

こちらもエージェントによって仲介手数料をとられることがあるので事前に確認しておきましょう。

企業に直営業する

実績があれば気になる企業に直接営業をかけてみるという手もあります。

会社のSNSやWantedlyなどで求人情報を探してエントリーする方法もよいでしょう。

直接営業はかなりハードルが高い試みですが、エージェントのような仲介が入らないので報酬はそのまま自分に還元されます。

紹介してもらう

知人や取引実績がある企業から紹介をもらう場合もあります。

またスクールに通った場合、スクールによっては受注先を紹介してくれます。

しかし紹介を勝ち取るにはまず信頼と実績を積んでからになります。

SNSでアピールする

自身のSNSを活用して仕事のチャンスをつかむこともできます。

自身のこれまでの実績をアピールしたり、普段の仕事への取組みなども投稿したりすることで信頼度もあがり、依頼が舞い込んでくるケースもあります。

企業のアカウントもフォローしたりして積極的にSNSを活用しましょう。

Webマーケティングの学び方

Webマーケティングの副業を始めるにあたりスキルを身に着ける方法は次の4つです。

• 書籍などでの独学
• セミナー参加
• 自分のメディアを立ち上げ運用
• スクールに通う

書籍などで独学する

Webマーケティングに関する書籍や、動画、brainなどの有料Web記事などを読んで学ぶ方法です。

普遍的な知識をインプットするには書籍がおすすめです。その上で小手先の技術をbrainやnoteなどでインプットしましょう。

読み物による独学は自分のペースで学べ、費用もそこまでかからないのでじっくり始めたい人にはよいでしょう。

ただしフィードバックなどがないのでわからないことがあった時に聞ける人がいないことや、インプットだけでは実践的なスキルは身につかないのがデメリットです。

セミナーなどに参加する

不定期、定期に開催されているセミナーに参加してWebマーケティングを学ぶこともできます。

ウェビナー（Web上のセミナー）も数多くあるので自宅からでも受講可能です。

セミナーは一日だけ、あるいは2，3回と短い講座で行われるので内容は部分的で、体系的に学ぼうとなると物足りなさを感じるでしょう。

ある程度Webマーケティングの全体像が身についている人向けといえます。

自分のメディアを運営する

自分のブログやSNSを運営することは実践的な学びの場になります。

アフィリエイト広告の売り上げアップ、フォロワー数の増加など、さまざまな施策をテストすることで、どのようにしたら成果をだせるか実態として理解できます。

成果が出れば実績として残りますし広告収入も得られるので一石二鳥です。

とはいえ独学だけで実績となるようなメディアを作るのはかなり難易度が高く、最低半年から長くて数年単位の時間も必要となる点は留意しておきましょう。

スクールに通う

Webマーケティングを学べるスクールに通って学ぶ方法があります。

現在はオンラインスクールもたくさんあり、自宅から受講できます。

費用はかかりますがWebマーケティングを体系的に学べ、講師からフィードバックをしてくれるので実践的なスキルが身に付きます。

独学は回り道も多いですが、スクールの場合はゴールから逆算してカリキュラムが組まれるため、効率よくWebマーケティングで副業するためのスキルが身に付きます。

またスクールによっては卒業後の仕事の紹介をしてくれるところもあります。

おすすめスクール

体形的にWebマーケティングを学ぶには、Webマーケティングに特化したスクールに通うのがおすすめです。

ここでは10万～20万円で学べるオンラインスクールを5つ紹介します。

conowa

出典：conowa

conowaは名古屋のWebコンサルティング会社「株式会社エッコ」が運営するWebコンサルタント養成スクールです。受講料は業界最安値の10万円7,800円～です。

「超実践型」をコンセプトにしており、アウトプットを重視したカリキュラムを組んでいます。

ワークショップの授業ではスクール生同士でコンサルティングの現場のロールプレイングを行ったり、現役のコンサルタントに同行して提案・説明の現場をリアルに体験したりできます。

Webコンサルティング会社が運営しているので、最前線の知見を得られるのがconowaの魅力でしょう。

卒業後もパートナー制度があり仕事の紹介を受けられます。

マケキャンbyDMM.com

出典：マケキャンbyDMM.com

マケキャンはDMMグループが運営しているオンラインスクールです。

転職コースと学習コースがあり、副業におすすめとされているのは「戦略コース」です。

他にも4週間と9週間で学ぶ学習コースもあります。「戦略コース」では8週間にわたり土曜日に開催される現役Webマーケターによる集団講義を受けます。

講義のほかにグループワークで実践的な学習を行い、Webマーケティングの戦略的策定スキルの習得を目指します。

インターネット・アカデミー

出典：インターネット・アカデミー

インターネット・アカデミーが行っている「Webマーケティング講座」は、ビジネス実務に即した内容が学べる講座です。

授業は全部で8回ありスケジュールは自由に組めて、最長1年間受講可能です。

ライブ授業、マンツーマン授業、オンデマンド授業の3通りを選べます。と

くにオンデマンド授業は自分の好きな時間に視聴できるので、本業で忙しい人も自分のペースで学べておすすめです。

TechAcademy（テックアカデミー）

出典：TechAcademy

短期間でWeb広告のプランニングと運用が学べる講座です。

プランは4種類あり、最短4週間で集中して学べるので、短期集中で学びたい人にはおすすめです。

教材学習を行い、最終的には広告の運用を実践に近い形でプランを立てて行います。

もう一つのおすすめポイントは専属のパーソナルメンターがマンツーマンでサポートしてくれる点です。

毎日夜の4時間（19時～23時）はオンラインで待機しているメンターにチャットで質問ができます。

WANNABE Academy（ワナビーアカデミー）

出典：WANNABE Academy

Web広告運用のスキルを習得できるスクールです。

実際に予算をかけて広告運用を行う実践的な学習が行えます。

た、学習後には実在するクライアントから仕事を受けられるので、実務経験者として卒業できる点が大きな特徴です。

卒業後のキャリアサポートが充実しており、副業サポートも行っています。

副業で成功するには？

副業で稼げるようになるには、次の3つがポイントになります。

• 本業との両立
• タイムマネジメント
• 転職も視野に入れた活動

本業との両立

まずは両立できる仕事かどうか条件を確認しておきましょう。

Webマーケティングをするにあたり定期的な出社が必要だったり、週に何度もミーティングがあったりすると、時間の都合をつけるだけで消耗してしまう可能性があります。

副業OKの職場であっても、本業に支障があるような働き方をしないよう気を付ける必要があります。そのためには本業とバランスが取れるか、業務条件を事前にしっかり確認したうえで仕事を受けましょう。

タイムマネジメント

副業を成功させるうえで最も重要なのが時間管理です。

副業で一番挫折する要素は“副業のための時間を作れない”ということです。軌道に乗るまでは体力的にもきついかもしれませんが時間を捻出することが最初の仕事だと思って頑張りましょう。

帰社後の疲れた体ではなかなか気持ちも乗らないので、作業は出社前の早朝がおすすめです。寝覚めのすっきりした頭と体で作業すると効率よく仕事がすすみ、本業にもよい効果があるかもしれません。

転職も視野に入れた活動

副業をする時間がどうしても取れない場合は思い切ってWebマーケターに転職するという手もあります。

Webマーケターは非常に市場のニーズが高い職種です。

副業である程度頑張って結果を出したあとは、実績をもとにWebマーケティング職への転職活動も視野に入れましょう。

Webマーケターとして企業に転職したあと副業でもWebマーケティングをすれば、得られたスキルや実績がそれぞれに活かされ、収入のさらなる大幅アップも期待できます。

まとめ　Webマーケティングのスキルを習得して副業にトライしてみよう

副業でWebマーケティングを始める方法について解説しました。

• 未経験者はまずスキルを習得し、小さな案件からでも実績をコツコツ積む
• 体系的に学べるスクールがおすすめ。10万円から学べるスクールあり
• コンサルタントなど大きな仕事は月に50万ほど副業でも稼ぐことができる
• 本業との両立に限界があればWebマーケターに転職もあり

繰り返しになりますが、未経験者の場合はまずスキルを習得する必要があります。

conowaは15年の老舗Webコンサルティング会社が主催しており、現場ゆずりの実践的なカリキュラムであなたを引き出しの多い副業Webマーケターにします。

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