ホームページで集客ができない原因7選!集客率を改善する方法を解説

自社商品やサービスの認知度拡大のため、売上増加のためにホームページを運用するという企業が増えています。
しかし、運用を始めたものの思うように集客ができない、とお悩みの企業も多いのではないでしょうか。

 

そこで本記事では、ホームページで集客ができない原因や、おすすめの無料・有料の集客方法を紹介します。

この記事のポイント

  • ホームページの集客効果を上げるには、ユーザーのニーズと検索エンジンの仕組みを意識したページを作成することが重要
  • SEO対策やSNS運用、プレスリリースといった集客方法は無料でできるが、リソースや専門知識が必要なので場合によっては外注しても良い
  • リスティング広告などの集客方法は費用は掛かるがその分期待できる効果も大きい
  • 短期間で集客効果を出したい場合は、広告出稿など有料の集客方法がおすすめ

ホームページで集客できない7つの原因

ホームページで集客できないときに考えられる原因として、次の7つがあげられます。

  • ターゲットが明確でない
  • デザインだけにこだわりすぎている
  • コンテンツが不十分
  • 更新頻度が低く、情報が古くなっている
  • 効果検証をうまくできていない
  • SEO対策をしていない
  • 広告を上手く活用できていない

ターゲットが明確でない

ホームページで集客ができない原因の一つに、ターゲットが明確に絞れていない点が挙げられます。

ユーザーの年齢や性別、職業など属性によって求める情報はそれぞれ違います。

 

そのため、ターゲットを明確にしないとどのユーザーにもいまいち刺さらないページになってしまいます。

ユーザーは求めている情報がないと判断すると、すぐにページを離脱してしまいます。そして、ページの離脱率が高いと検索上位に表示されにくくなってしまいます。

 

検索上位に表示されないと自然検索での流入が少なくなってしまうため、ターゲットを明確にし、ユーザーが何を求めているのかを分析するようにしましょう。

ターゲットは、年齢性別だけではなく職業や家族構成、趣味まで細かく設定すると良いでしょう。

デザインだけにこだわりすぎている

おしゃれで見栄えの良いホームページを作ろうとして、デザインにこだわり過ぎていませんか?

確かに、デザインにこだわることで他のホームページとの差別化は可能ですが、

ユーザーが求めているのはデザインの良さではなく有益な情報です。

 

そのため、ホームページ制作の際は、デザインよりコンテンツに力を入れるべきです。

 

また、アニメーションが多く動作が重かったり、配色が見づらかったりと使いづらいデザインにしてしまうと、それだけでユーザーの離脱を招いてしまいます。

したがって、ホームページのデザインはユーザー目線に立って、あくまでコンテンツがメインになるようにしましょう。

コンテンツが不十分

コンテンツが充実しているかどうかも、ホームページ集客において重要なポイントの一つです。

ユーザーは、自分が知らなかった専門的な情報を求めています。

 

ページを開いて内容が薄いと判断すると、「このページには求めている情報はないだろう」と思われてしまい、すぐにページを離れてしまいます。

不要な情報まで詰め込む必要はありませんが、ユーザーに滞在してもらうためには、ある程度情報量は多いほうが好ましいでしょう。

 

また、ただ単に文字数を増やすのではなく、ユーザーが求める情報をピンポイントで掲載することが重要です。

更新頻度が低く、情報が古くなっている

検索エンジンで情報収集をしているユーザーは、常に最新情報を探しています。

 

掲載されている情報が古いものばかりだと、ユーザーの離脱を招くほか、

トレンドについておらず信頼できない企業だというイメージがついてしまう可能性もあります。

 

また、情報が古いとSEOの評価も低くなってしまいますので

ホームページは定期的に更新し、常に最新情報を発信できるようにしましょう。

効果検証を上手くできていない

ホームページの運用には、効果検証が欠かせません。

公開して終わりにするのではなく、実際どれくらいの人に見てもらえたのか、売上につながったのかを測定しましょう。

 

こまめに効果を検証し、PDCAサイクルを回すことで

質が高く、集客効果が高いホームページになります。

 

ホームページの効果検証には、Googleアナリティクスがおすすめです。Googleアナリティクスでは、ユーザーの属性や流入経路を調べられます。

無料で提供されているサービスなので、ホームページ運用の際は活用してみてください。

SEO対策をしていない

SEO対策とは、検索エンジンに最適化し、検索上位に表示されるように対策することです。

 

検索上位に表示されることで、自然検索からの流入数を増やせます。

反対に、SEO対策を行っていないと、自然検索からユーザーを流入させるのは厳しいでしょう。

広告を上手く活用できていない

ここまで紹介した原因は、おもに自然検索からの流入を想定した対策でした。

しかし、集客効果を高めるには、検索エンジン以外からの流入経路も確保しておくことが重要です。

 

広告は出稿に費用が掛かりますが、その分効果の大きい集客方法です。

また、広告運用をしているけれど思うように効果が出ない、という場合は、広告媒体を見直してみてはいかがでしょうか。

ターゲットや目的によって、相性の良い広告媒体はそれぞれ違います。

無料でできるホームページの集客方法4選

次に紹介する4つの集客方法は、無料でも始められます。

ホームページ運用を始めたての企業は、まずは無料でできる施策から始めると良いでしょう。

  • SEO対策
  • SNS運用
  • プレスリリース
  • メールマーケティング

SEO対策

先ほど説明したように、SEO対策ができていないと自然検索からの流入数が減ってしまいます。

したがって、SEO対策ができていない場合はまずSEO対策から始めてみましょう。

 

今すぐできるSEO対策として、次の5つがあげられます。

  • キーワードを設定する
  • 検索意図を満たす情報を掲載する
  • 独自性のあるコンテンツを制作する
  • 専門性、権威性、信頼性を示す
  • タイトルを設定する

SNS運用

ホームページと並行して、SNSを運用するのも効果的です。

SNS運用は、スマホ1台で手軽に無料で始められるため、集客にあまり費用をかけられない場合に向いています。

 

また、SNSを利用すればユーザーとのコミュニケーションが取りやすくなるため、既存顧客との関係性を深める効果も期待できます。

 

SNSは拡散性が高いため、うまくいけば非常に短期間で効果を得られるかもしれません。

しかし、拡散性の高さ故に炎上してしまいやすいのもSNSの特徴です。企業がSNS運用をする際は、発言やコンテンツの内容を十分に配慮しましょう。

プレスリリース

プレスリリースとは、Webメディアや雑誌などのメディアに対して、新商品発売などの最新情報を文書形式で発表することです。

メディアは読者が食いつくようなおもしろいネタを探しているため、目新しい情報であればメディアで取り上げてもらえるでしょう。

 

プレスリリースは第三者目線の発信になるため、読者から信頼を得やすい点がメリットです。

また、大手メディアに取り上げられれば一気に自社の認知度を上げられるでしょう。

 

ただし、必ずしも取り上げてもらえるわけではないということや、意図しない形で広められてしまうリスクがあるという点はデメリットでしょう。

メールマーケティング

メールマーケティングは、顧客リストをもとに顧客にメールを配信する集客方法です。

配信媒体をメールからLINEに移した企業も多いようですが、BtoBでは特にメールを利用している企業も多く残っています。

 

メールマーケティングでは集客だけではなく、

定期的に有益な情報を発信することによる顧客育成の効果も見込めます。

 

ただし、送ったメールがかならず開封されるとは限りません。メールマガジンの開封率は平均20%程度と言われていて、

決して高いとはいえません。

 

少しでも開封率を上げるために、タイトルを工夫する、配信時間を決める、定期的に顧客リストを見直すなどの対策を行いましょう。

有料でも効果の大きい集客方法5選

リソースに余裕がある場合は、有料の施策をとるのもよいでしょう。次に紹介する集客方法は、有料でも高い効果が見込める集客方法です。

  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告
  • SNS広告
  • アフィリエイト
  • コンサルタントや専門家の活用

リスティング広告

リスティング広告とは、検索エンジンで検索した際に、検索結果の上部と下部に表示される広告のことです。

自然検索の結果よりも上部に表示されるため、クリックされる可能性が高くなります。

 

リスティング広告は、ユーザーが検索したキーワードに合わせて表示されるため、コンバージョン率が高くなる傾向にあります。

また、キーワード以外に年齢や地域、性別などのユーザーの属性に合わせて配信できるため、ターゲティングがしやすいのもメリットでしょう。

 

なお、リスティング広告については「リスティング広告って本当に効果あるの?成果を出す商材の特徴を解説で詳しく解説しているので、

興味を持った方はぜひ一度お読みください。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、Webページに表示されるバナー広告のことです。

画像で表示されるため、リスティング広告より視認性が高く、印象に残りやすいというメリットがあります。

 

また潜在顧客を含む幅広いユーザーに宣伝できる点もディスプレイ広告の特徴といえるでしょう。

 

ただし、Webページを閲覧しているユーザーは今すぐ何か行動を起こそうとしているわけではないため

リスティング広告よりコンバージョンはしにくくなります。

SNS広告

SNS広告は、TwitterやInstagram、YouTubeなどの投稿と投稿の間に表示される広告のことです。

 

SNSアカウントに登録されている生年月日や性別などのデータやSNSの利用傾向などのデータをもとに、

詳細なターゲティングが可能です。

 

ただし、あまりに表示回数が多いとユーザーに悪いイメージを抱かれやすい点はデメリットでしょう。

アフィリエイト

アフィリエイトとは、ブログやSNSを運用している人(アフィリエイター)に代わりに

商品の宣伝をしてもらう、成果報酬型の広告のことです。

 

第三者目線の発信になるため宣伝内容の信頼性が高い点はメリットですが、アフィリエイターの発信方法によっては

誤解を招いたり、ネガティブなイメージを抱かれてしまったりするリスクもあります。

 

アフィリエイトを始めるには、ASPに登録する必要があります。

アフィリエイトは、基本的にはクリックや商品購入などのコンバージョンが発生したときのみ

広告費が発生するシステムですが、ASPに登録する際に別途料金が必要です。

コンサルタントや専門家の活用

無料の集客方法としてはSEO対策やSNS運用ですが、成功させるためにはある程度の専門知識が必要です。

また、有料の集客方法である広告出稿も、ターゲティングや広告媒体の選定には専門知識があるほうが良いでしょう。

 

自社に専門知識がある人材がいない場合は、コンサルタントや専門家に頼るのもおすすめです。

コンサルタントや専門家に運用を依頼すると月額料金がかかってしまいますが、その分施策で得られる効果は高くなりやすいです。

無料と有料どちらがおすすめ?ホームページの集客方法の比較

ホームページの集客方法としてさまざまな方法を紹介しましたが、実際どの集客方法が良いのでしょうか。

 

短期間で集客できるようにしたい

短期間で集客できるようにしたい、という場合は、有料の広告出稿がおすすめです。

 

無料の集客方法、特にSEO対策は効果が出るまでに半年~1年ほどの時間がかかります。

SNS運用は短期間でも効果が出る可能性はありますが、確実ではないため、基本的には有料の集客方法を採用すると良いでしょう。

時間をかけて安定的な集客をしたい

時間をかけて安定的な集客をしたい、という場合は無料の集客方法をおすすめます。

 

広告などの有料の集客方法は、長期間継続しようと思うと莫大な費用が掛かってしまいます。

また、広告費を払っている期間しか表示されないため、中長期的に続けるのは困難です。

 

そのため、長期的に安定的な集客をしたい場合は、SEO対策などの無料の集客方法に力を入れるほうがよいでしょう。

集客できるホームページ制作をしたい

中小企業専門のWebマーケティング会社、エッコでは、リスティング広告をはじめとするWeb広告運用代行を行っています。

イト制作から広告運用まで一気通貫で対応しているため、ホームページ運用を始めたてでノウハウがない、という場合でも安心です。

 

エッコでは、ユーザーニーズを見極めて正確なターゲティングを行うことで、より高い広告効果を目指します。実際、過去には広告予算を半分にしたうえで売上を2倍まで増加させた事例や、お問い合わせ獲得数の月平均を3倍まで伸ばした事例もあります。

 

ホームページ運用を始めたけれどいまいち効果が出ない、とお悩みの方は、ぜひ一度こちらからお問い合わせください。

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