【厳選】ヒートマップツールおすすめ20選! 無料・有料のものを解説
「Webマーケティングって何をすればいいんだろう」
「アクセス解析ツールを使っているけど、なかなか結果が出ない」
「うまく使いこなせているのか、正しいのかがわからない」
Web上で集客をするうえで、上記のような悩みは必ず出てきます。
一概にサイト改善といっても様々な方法があり、分析も難しいものです。
そんな方に今回おすすめしたいのが、【ヒートマップツール】です。
ヒートマップツールをうまく使うことができれば、成約率の改善、ユーザーの動き・ニーズが確認でき
PDCAをかなり早く回すことが可能になります。
本記事では、ヒートマップツールとは何かやメリット・デメリット、
おすすめのヒートマップ ツールを無料と有料に分けて紹介します。
目次
そもそもヒートマップツールとは
ヒートマップツールとはページ上でのユーザーの動きや興味があるコンテンツを色で可視化し、
直感的に分析が可能なツールです。
ヒートマップツールについて、下記の4つの項目で解説します。
- ユーザーの動向を分析できる
- ヒートマップツールの種類
- ヒートマップツールのメリット
- ヒートマップツールのデメリット
ユーザーの動向を分析できる
ツールの種類によって分析できる項目は違いますが、
実際にサイト上でどのような動きをしているかを、1ユーザーずつ画面録画がされるため、
✔️どの部分をよく見ているのか
✔️ボタンだと思って押してしまっている
✔️見て欲しいコンテンツがスルーされている
といったことを、かなりリアルに確認することができます。
ユーザーの動きは売上に直結するため、
Webマーケティングでは欠かせない情報であり、改善のための資産です。
ヒートマップツールではサーモグラフィーのように、ユーザーの動きが色で可視化されるため、
数値が苦手な方でも直感的に分析が可能です。
アナリティクスで確認できる数字だけではわからなかった問題点にも気づけるため、
売上アップにつながるケースも多いです。
ヒートマップツールの種類
ヒートマップツールには種類があり、分析できる項目が異なります。
分析できる主な種類は下記の5つです。
- スクロール
- アテンション
- クリック
- レコーディング
スクロール
スクロールとはその単語の通り、ユーザーがどこまでページを読み進めたのかがわかります。
一般的にはページ下部にいくほどユーザーは減りますが、
特定の場所で離脱が多ければ(離脱率が高ければ)問題があると判断します。
アテンション
アテンションヒートマップとは、
ページ内でユーザーがよく見ていた箇所を、その滞在時間から総和し、色付けがされたマップです。
アテンションヒートマップで、「エンゲージメント時間」という指標も見ることができるツールがありますが、
こちらは滞在時間やセッション時間とは異なり、
見る、読むといった動作を時間にした指標となります。
具体的には、カーソルがある場所の平行帯で、ユーザーがエンゲージメントした平均時間と言われています。
アテンションヒートマップからの具体的な改善案として、
コンテンツA・コンテンツBの並びで並んでいるにも関わらず、コンテンツBの方が赤く色づいていた場合は、
「AよりもBの方がニーズが高く、上にあったほうがいいのではないか?」
「Aの見せ方を変えた方がいいのではないか?」
というような仮説を立てます。
クリック
ユーザーがどこをよくクリックしているかを見ることができます。
CV導線として設置しているバナーや、追従ボタンなどが
わかりやすく、押しやすいか
そういった部分を確認していくことで、CV数アップに繋がり、
さらには売上アップに繋がっていきます。
クリックは売上に直結することが多いため、大事な要素です。
レコーディング
参照:マウスフロー(https://mouseflow-jp.com/)
レコーディングは先ほど紹介した録画機能です。
ヒートマップツールのメリット
ヒートマップツールのメリットは下記3つです。
- ユーザーの細かい動きを分析でき、CV率向上が期待できる
- 可視化された情報が手に入る
- 根拠のある仮説が立てられる
ヒートマップツールを使うと、ページ内でのユーザーの細かい動きが分かり、
アナリティクスやサーチコンソールといったアクセス解析ツールだけではわからない数値以外の情報も取得可能です。
数値以外の情報がわかることにより、
「〇〇をした方がいいかどうか」の判断基準が明確になるだけでなく、
よりリアルに近い仮説立てができるので、リソースを無駄なく使い、ピンポイントで分析できるのが大きなメリットです。
コンテンツの良し悪しを色で可視化することで、
上に話が通しやすくなった、予算がおりやすくなった というケースも多くあります。
ヒートマップツールのデメリット
特定の1ページを分析するには大変有用なツールですが、サイト全体でのユーザーの動きはわかりません。
ページをまたいでユーザーがどんな動きをしたかを知るには、他のツールを使う必要がありますので、
ヒートマップツール単体で使うのではなく、Googleアナリティクスなどの他のツールと組み合わせて使っていただくことをおすすめします。
無料で試せるヒートマップツールベスト5選
ヒートマップツールには、無料で利用できるものもあります。まずは無料で試してみて、よければ有料のヒートマップツールを導入するのも良いでしょう。
無料とはいえ、十分使えるヒートマップツールも多いです。
5つご紹介しますので、気になるものがあればサイトを確認してみてください。
User Heat
User Heatでは、月間30万PVまでヒートマップ解析が無料で使えます。ツールの使い方も掲載されているため、初心者の方でも安心して利用可能です。
スマートフォンやタブレットにも対応しており、基本的な機能は兼ね備えています。
ヒート マップツールデビューにはぴったりです。
MIERUCA
MIERUCAではアテンションヒートマップ、クリックヒートマップ、スクロールヒートマップをまとめて表示可能です。複数のヒートマップを同時に確認できるため、種類によってわかれているものだけでは気づけない点に気づくことができます。
大手企業も導入しており、導入企業は1300社を突破しています。
Ptengine
Ptengineはたった一行のタグをサイトに設置するだけで使えるヒートマップツールです。直感的にわかるデザインのため、Webマーケティングに詳しくない方でも使用できます。
直感的に本格的な分析が可能です。
SiTest
SiTestはヒートマップ解析に加えて録画再生機能や広告連携機能など、その他の機能も充実しています。無料ながら、かなりいろいろな分析が可能です。
3万PVまでの制限はありますが、アクセスがそこまで多くないというサイトへの導入であれば問題ないでしょう。
Pageアナリティクス
PageアナリティクスはGoogleが提供しているヒートマップツールで、Chromeの拡張機能としてダウンロードできます。Googleアナリティクスとの連携も簡単なため、すでにGoogleアナリ ティクスを使っている方にはおすすめです。
他のヒートマップツールと比べるとできることは限られますが、Googleアナリティクスとの親和性が高いことは大きなメリットです。
有料のヒートマップツールベスト14選
ヒートマップツールには有料のツールもあり、無料のヒートマップツールより機能が充実していることも多いです。
本格的にヒートマップツールで分析をしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Mouseflow
Mouseflowは、月額2,939円から使えるヒートマップツールです。一人ひとりの動きを把握でき、成約したユーザーはどのような動きをしていたのかを知ることができます。
こちらのツールは弊社でも導入しており、大変優れたツールとなります。
USERDIVE
USERDIVEはページのコンテンツを細分化し、コンテンツごとに成果を分析できるツールで
す。数値でもデータが出てくるため、総合的に分析できます。
開発の背景も公式ページに載っているため、自分に合うかよく考えてから導入できます。
User Insight
User Insightはスマホ・タブレット・PCすべてに対応しているツールです。
フィルタリング項目が豊富で、1クリックで自動レポートが作成できます。
少々玄人向けですが、しっかり分析したい方にはおすすめ
TwinHeat
TwinHeatは2つのヒートマップを並べて表示できるツールです。価格がクリック数で決まるのが特徴です。
数千円で十分な分析ができるため、導入を検討する価値はあります。
TwinHeatはこちらから
Emma Tools
EmmaToolsはヒートマップツールをはじめ、総合的にSEOコンテンツを作れるツールです。特にライティングのサポートが充実しており、検索順位や競合記事の分析もできます。
ヒートマップツール以外にもツールの導入を検討している方は、EmmaToolsでの一括管理もおすすめです。
EmmaToolsはこちらから
crazyegg
crazyeggでは、ヒートマップに加えてABテストやスクロールマップが利用可能です。ヒートマップ単体より、ユーザーに適したページ作りができます。
30日間の無料トライアルもあるので、気軽に始められます。
GemiusHeatmap
GemiusHeatmapはバランスの取れたヒートマップツールです。分析に必要な機能は一通り搭載されているので、誰でもすぐに利用できます。
1999年から使われており実績はありますが、日本語には対応していないためGoogle翻訳などを使う必要があります。
MockingFish
MockingFishはヒートマップツールに加え、テストツールも充実しています。デザインも数値やグラフがあり、見やすいです。
無料でも5万PVまでは解析可能なので、いったん使ってみて使用感を確かめられます。
UXCam
UXCamはヒートマップに加え、動画分析やアプリ分析など他の機能も充実しています。各ペー ジ間のユーザーの流入・流出状況もチェックできるため、サイトを全体的に分析可能です。
料金プランがいくつかあるため、自分に合ったプランを選びましょう。
Appsee
Appseeはアプリ解析に特化したツールで、iOS・Androidどちらでも使えます。ユーザーの動きを動画で確認できるため、修正ポイントをイメージしやすいです。
価格は公式サイトに載っておらず、問い合わせが必要です。トライアルもあるので、興味のある方は問い合わせてみてください。
Visual Website Optimizer
Visual Website Optimizerは使いやすいツールとABテストが特徴のツールです。Googleアナリティクスとも連携可能で、CV率の向上に特化しています。
30日間のトライアル期間もあるため、お試しで利用してから検討できます。
Visual Website Optimizerはこちらから
Contentsquare
ContentsquareはDELLやAdobeでも導入されているツールで、Chromeの拡張機能としても利用できます。従来のヒートマップでは難しい費用対効果も測れ、直感的な操作が可能です。
料金プランについては公式サイトに記載されていないため、興味のある方は問い合わせてみて ください。
Robee
Robeeは、新規ユーザーの獲得効率最大化のための分析ツールです。データ分析に特化しており、チャットボットを設置するだけではない有益なデータ収集ができます。
SBI証券やFODなどの企業にも導入されている安心感もありますね。
Robeeはこちらから
Web集客のご相談ならエッコにお任せください
ヒートマップツールはWeb集客に欠かせないツールであり、うまく活用すればクリック率やCV率の改善につながりますが逆に言えば、うまく使いこなせず、諦めてしまった・・・というお悩みもよく耳にします。
エッコではヒートマップツールを導入し、根拠のあるご提案ができるよう努めております。
詳しくはぜひ一度お問い合わせください。